こんにちは、ふらです
Twitter見てたら、高速音読してるフォローさんを見かけたよ
気になったので私もやる
とにかく“速く”声に出して読むというのが大事らしい
百マス計算とかと同じように、時間に追われながら何かを処理するのが脳にいいんだとか
朝、起き抜けでぼうっとする頭で2‐3分ほど
舌はもつれるし、喉はヒリヒリ、頭はクラクラしてくる
たったの数分で大袈裟な、と思うならやってみてほしい
ひきこもりにはいいトレーニングだ
速音読のあとは心なしか頭が冴えるような気がしている
朝にこそ、やろう速音読
…
題材に選んだのは太宰治、“人間失格”
まだ最初の数ページしか読んでいないけど、今のところ面白い
鬱と親和性が高いとは聞いていたけれど、なるほど納得の内容
“空腹という感覚がわからない”とか、“他人とうまくやっていくために道化を演じていた”とか
他人とヘラヘラ付き合っている自分としては、なんとも己の恥ずかしい部分を弄られているような気持ちになる
“自分の好きなものややりたいことよりも、どう振る舞ったら相手が喜ぶか、何をしたら相手が笑うかを優先してしまう”とか
幼少の頃の自身の打算的な振る舞いが思い起こされて切ない
“叱られるのが苦手、自分の人間全てを否定されたような気になる”とか
私も他人の不機嫌や指摘が苦手だよ、なんて思ったりして
わたしは鬱になるべくしてなったのか、なんてことまで思う
そうして軽率に自分と太宰を重ねてしまうことも、恥ずかしい限り
小説に目を通すのなんて久々だから、ブログの語り口が定まらなくなってしまった
いつもなら使わない言い回し、自分にしか分からないかな
人の話には、話の内容以外にも知性とか育ちとか色々と伝わるものがあるから気をつけていきたいのだけど
普段からTwitterばかりで碌なインプットをしていないから
突然まともな文語を喰らって、うまく操れなくなってしまった
えっへん、何の話だったか
人間失格ね
わたし本読まないけど、音読のためと思うと読めるわ
本自体も薄いしすぐ読み終わるんじゃないかしら
みんなも一緒に人間失格、音読しよ
だれかの、なにかの、きっかけになれば
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