うつ病とアロマテラピー

うつ病とアロマテラピー
ふら
ふら

気分が落ち込んだり、イライラしたりどうにも落ち着かないわ…。

さっと気分を変えたいのだけれどどうしたらいいの…??

ふら
ふら

そんな時は、アロマを取り入れてみたらどうかな?

ザックリ博士
ザックリ博士

ザックリ解説じゃ!

  • アロマは気休めじゃない、自然療法のひとつ
  • ディフーザーよりも手軽に取り入れられる
  • 成分分析表の見られるものを選ぶこと
  • 自分が心地いいと感じる香りが一番

以下では、日常に取り入れやすいアロマテラピーについて解説します。

アロマテラピーとは

アロマテラピーは以下のように定義されています。


アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法です。

日本アロマ健康協会

精油とは

精油(エッセンシャルオイル)とは、次のように定義されています

精油は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。

各植物によって特有の香りと機能を持ちます。

香水や、100円ショップで販売されているようなアロマは、合成香料の場合があります。
精油とは違って有効成分を含まないので、同じような香りでも精油のような効果は得られません

成分分析表が付いているキチンとした物を購入しましょう
ふら
ふら

香りを楽しむだけじゃない、ってことね

ふら
ふら

植物によって、鎮静効果だったり、集中力を高めたりする効果があるよ

アロマテラピーのメカニズム

五感の中で唯一脳にダイレクトに伝わるのが「嗅覚」です。

精油の成分は、鼻の粘膜から吸収され、脳の大脳辺縁系視床下部に作用します。

  • 大脳辺縁系感情本能をつかさどる
  • 視床下部自律神経系をつかさどる

 精油によって、体温や睡眠、ホルモンの分泌、免疫機能などのバランスを整えることができます。

woman wearing sun hat smelling yellow rose
Photo by Ninz Embalsado on Pexels.com
また、アロマテラピートリートメントなどによって、精油成分が皮膚から身体に働きかけることもわかっています。
ふら
ふら

アロマオイルを用いたマッサージなどは、香りで素早く脳に働きかけ体へはゆっくり吸収されて作用するのね。一度で二度おいしいわ。

アロマの楽しみ方

ふら
ふら

楽しみ方は数あるけれど、初心者でも取り入れやすいものを紹介するよ

ザックリ博士
ザックリ博士

肌に直接触れると刺激が強いので、芳香浴を楽しむのじゃ!

エステなどで用いられているものは、マッサージ用に作られた濃度が薄いものなので、うっかり精油でマネしないように注意じゃ!

紙コップと丸めたティッシュ
a disposable cup on gray surface

アロマを楽しむのに特別なものは要りません。

紙コップに丸めたティッシュを詰めて、そこに精油を数滴たらすだけ

ベッドサイドに置くもヨシ、鼻を覆って思い切り吸い込むもヨシ

お好みの香りを家中持ち歩いてください

お湯とマグカップ
photo of a hand holding out a steaming cup

マグカップに熱いお湯を注いで、そこに精油を数滴たらす方法もあります

蒸気にのって香ってきます

うっかり飲まないように注意です

アロマディフーザー
brown wooden diffuser with smoke

一般的によく用いられるのが、アロマディフーザーです。

最近ではアロマオイルに対応した加湿器なども販売されています。

ふら
ふら

私は紙コップとティッシュで取り入れているわ
汚したりこぼしたりする心配がないからお手軽よ

こんな時、このアロマ

アロマは、1種類だけで楽しむものとも限りません。自分の状態に合わせてブレンドしてみましょう。

下記ではメインとなる精油と、サブで合わせる精油をチョイスしました。
相性がよく、ブレンドすることで相乗効果が期待できます

こんな時メインサブ
ソワソワ落ち着かないときイランイラン(※1)、ベルガモット、ラベンダーベチバー、フランキンセンス、レモングラス
イライラが止まらないとき柑橘系(オレンジ、ベルガモット、マンダリンなど)、マジョラムラベンダー(※2)、ゼラニウム
ズンと沈んで死にたいとき柑橘系(グレープフルーツなど)、マジョラムネロリ、ジャスミン、ローズオットー
エイと気力を湧かせたいときウッド系(シダーウッド、ジュニパー、ローズウッド、ティートゥリー)ゼラニウム、レモングラス、ユズ、ヒノキ
集中力が必要な時ローズマリー、レモン、ペパーミント、レモングラススイートオレンジ、シダーウッド、
眠りたいけど眠れないときネロリ、マジョラム、マンダリン、ラベンダーイランイラン、オレンジ、カモミール・ローマン、ゼラニウム、ベチバー、ユズ
起きたいけど起きられないとき柑橘系(オレンジ、レモン)、ペパーミントユーカリ・ラディアータ、ローズマリー(※3)、ハッカ
(※1)イランイランの香りが甘すぎに感じるときは、他のオイルとブレンドする
(※2)ラベンダーには血圧を下げる効果があるので、注意
(※3)ローズマリーはてんかんの既往のある方は、使用を控える
ふら
ふら

こんなの覚えられない!

種類も多くてどれを選んだらいいか分からないわ…

ああああああああああああああああああああああああ

ふら
ふら

バグらないで!

自分が心地良いと感じる香りを選べばいいんだよ

ふら
ふら

だって、効果がどうとか、、、

ふら
ふら

人間の身体は、必要なものを心地良く不要なものは不快に思うように出来ているんだ

だから嗅いでみて気持ちのいい香りを選ぶといいよ!

まとめ

アロマは「ただ香りを楽しむ」ものでないことが伝わりましたでしょうか。

日常に上手に取り入れて、体調や感情をコントロールしていけるとよいですね。

精油は種類がたくさんあるため、どれを選んだら良いか分からない場合は、店員さんにお悩みを相談してみるのもよいかと思います。

ザックリ博士
ザックリ博士

とりあえず3つ、おすすめをピックアップしたのじゃ!

  • ベルガモット
    • 万能。交感神経と副交感神経のバランスをとってくれる
  • ラベンダー
    • 落ち着かないとき、不眠に
  • ペパーミント
    • シャキッとしたいときに

本気で学びたい方は下記のような検定もございます。

お悩みに合わせたブレンドオイルも販売されていることがあるのでそちらを試してみてもよいでしょう。

以上、素敵なアロマライフを…

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